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*** アジリティのルールのお話 ***
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| アジリティのルールについて少しご説明します。通常のアジリティはFCIのレギュレーションに準拠して行われます。JKC等の大会もFCIのルールに準拠しています。『草アジ』や『初アジ』も基本的にはFCIのルールに基づいていますが、皆さんに競技を楽しんで頂くためにオリジナルのローカルルールがいくつかあります。これらを含めて少しご説明します。 JKC等の大会に参加される時は、当然ローカルルールは適用されませんのでご注意下さい。 尚、この内容につきましては、作成日現在のVe.とご理解下さい。誤りや、改定があった場合には順次 Ver.をあげていきます。 |
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2005/2/7 現状に合わせて一部改定
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その1.順位の決定方法 |
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アジリティの順位は減点の少ない成績が上位
になります。 *コース内におけるミス(失敗)や拒絶による減点(コース減点)と *標準タイムをオーバーした場合のタイム減点があります。 ミスや
拒絶は一度行うごとに5ポイントの減点になります。 |
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その2.標準タイムの決定方法 |
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| 標準タイムはコース全長と旋回スピードによって決定されます。 たとえばコース全長が120mで旋回スピードを3.0m/sに設定すると、標準タイムは40秒となります。この時この2倍のリミットタイムが設定され、このタイムを越えると失格となります。 草アジでは、当日の出走数にもよりますが、犬がやる気のあるかぎり続けて頂いて結構です。進行上やむおえない場合は、標準タイム×2をリミットタイムとさせて頂きます。 標準タイム算出の基となる旋回スピードはコースとレベルにあわせて設定します。 各競技の旋回スピードの目安は以下の通 りです。 |
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クラス
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旋回スピード(ミニは+3秒)
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BーOP
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2.3〜2.5m/s
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JーOP
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2.5〜2.8m/s
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AGーOP
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3.2〜3.5m/s
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SーOP
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3.5〜3.8m/s
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JP1
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3.3〜3.7m/s
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JP2
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3.5〜3.8m/s
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JP3
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4.0 m/s〜
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AG1
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3.2〜3.5m/s
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AG2
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3.0〜3.6m/s
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さて、コース全長の計りかたですが、障害の中心と中心を犬の標準的な走行路にあわせて計ります。 以前は結構適当に測っていましたが、今は次のような計りかたを心掛けています。ハードルはバーを外して中心を通 り、スラローム、Aランプ、歩道橋、シーソー、トンネル、ロングジャンプ は外側を、 レンガ・タイヤは中心まで行って計測を止め、反対側の壁の中心から計り始めます。ちなみに障害間の距離は5m〜7mと規定されていて、草アジの場合は6mを基準にセットしますので、20個の障害を置いた時の全長は、6×19プラストンネルやウィーブ・コンタクト障害の長さということになります。 |
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その3.ミスと拒絶 |
| タイム以外で減点となるのは、ミス(失敗)と拒絶です。個々の詳細は後に述べるとしてこの二つの違いは理解しておいてください。大きな違いはミスは何回しても減点されるだけですが、拒絶は3回おこなうと失格になってしまうという事です。
拒絶というのは障害に対する拒絶です。けっしてハンドラーの指示に従わなかったり、違う障害に行ってしまうことをいうのではありません。これらはハンドリングミスであり犬自身が障害を拒絶しているわけではないからです。 では、拒絶をとられるのはどういう場合でしょう。 バー等の障害の前で止まってしまう(イヤイヤをする)、横を通り抜ける 、跳ばなければならないバーのウイングの延長線上よりも前に犬の体がでてしまう等が拒絶です。最終的にはジャッジが拒否しているかどうかの判断をします。 草アジではオープンクラスの場合はかなりこの拒絶をあまくとります。やさしいジャッジはどうするか迷いながら一生懸命障害を越えた場合(バーの前で立ち止まってしまった場合など)に拒絶 をとらない場合もあります。ですから初心者の皆さんはとにかく犬を励ましてあげて下さい。2度レベルの競技の場合は障害の前で少しでも犬がふらつくと拒否をとられますので、正確なハンドリングが要求されます。あくまでも障害に向かった時のふらつきなので、その為のラインコントロールは拒否とはなりません。この辺はジャッジもハンドリングの知識が必要となってきます。 |
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その4.失格となる場合 |
| 先に失格となる場合を以下に列記します |
| ・拒絶を3回してしまった場合 |
| ・ジャッジの指示なく、犬を止めて走行をやめてしまった場合 |
| ・順番と違う障害を通過してしまった場合(障害を逆から通
過した場合も同様です=逆走) ウィーブポールを横切ったり、トンネルや柔トンネルのハウスをとび越えたり、柔トンネルの布を踏んだ場合も障害を通 過したとみなされます |
| ・犬がリンク外に出てしまった場合 |
| ・リンク内で犬が排泄行為をしてしまった場合 |
| ・ハンドラーが障害にふれた場合 ドッグウォークやシーソーをまたいでしまったり、柔トンネルの布を踏んだ場合ふれたと同様です 草アジでは、競技に影響がない場合はミス1で続行可能ですが故意と判断された場合は失格です 障害を倒すなど、あきらかに障害を動かしてしまった場合は草アジでも残念ながら失格です。これは競技中の安全面 からということでご理解下さい |
| ・ハンドラーが犬にふれた場合 草アジでは誘導の為に故意にふれた場合は失格ですが、それ以外はバッティングとしてミス1です 草アジでは、特にウィーブポールでのバッティングはきびしくとりますのでご注意下さい 犬がハンドラーに飛びついてしまった場合も通常は失格ですが、草アジでは危険のない限り、バッティングとしてミス1とします ちなみにミニクラスなどで犬をまたいでしまうことがありますが、これは「犬またぎ」と言われ 結構観客から拍手されることが多いようです |
| ・物を使って誘導した場合 手袋をしたままのハンドリングは禁止です。(手袋も犬によってはモチベーション(オモチャ)となるため)、帽子は落ちそうになって手で押さえるまではいいですが、手に持ってしまった場合は失格となります(手袋と同じ理由)。 ウエストポーチや、チョークバックなどのカバン類を見につけて走ることも禁止しています。草アジでは、あくまで次のステップの為にという考えから、事前に申告があれば何でもOKということにしています(ビギナーオープンのみ。但し減点対象。 フード等をもつ場合は、コース内に落とすことのないようご注意ください )ビギナーオープン以外では、フィールド内でフードをあげることは禁止です。走行前であっても、フィールド内でオヤツを使った場合は失格となりますのでご注意ください。 *禁止というのは、禁止になっていることを行った場合失格になるということです。 |
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・犬がジャッジを攻撃した場合 ジャッジに対して執拗に吠えたり、噛み付いたりした場合。 |
| ・犬に対する虐待とみなされる行為やジャッジに対する侮辱行為 これは常識でお考えください |
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その5.各障害でのミスと拒絶 |
| ・スタート ビギナーオープン以外の競技はカラー(首輪)を外さなければなりません。 ジャッジの指示を待たずにスタートしてしまった場合は失格となることがありますので必ずジャッジを確認して下さい。 JKCなどでは最初のバーにタイムセンサーがついている為、最初のバーを越えるとタイムが動きスタートとされることが多いですが、通 常はバーのラインをスタートラインと考えます、従ってスタートラインを越えると競技開始とみなされますのでご注意ください。(当然最初のバーをそれると拒否となります)
犬を待てさせて、1度ハンドラーが1本目のハードルより向こう側へ行き、待たせている犬のところへ1番ハードルを越えてもどった場合は、ハンドラーが1番ハードルを超えた時点からタイム測定を開始します。また、1番ハードルを超えて犬のところへ戻り、犬を触った場合はすでに競技が開始されているという観点から失格となります。 |
| ・ジャンプバー バーを落とした場合はミス1でそのまま次の障害へ続行可能です。 落としたバーがその後の障害に含まれていて、バーを直すことできていなかった場合は袖の間を通 過すればバーをクリアしたとみなします。 バーをくぐってしまった場合は障害不通過で拒否1となります。 この場合はやり直しをしなければなりませんので次の障害へいくと失格です。 この時、あわてて犬呼び逆飛びをさせてしまった場合も失格となります。 また、同じバーを再度くぐってしまった場合は拒否が加算されます。 |
| ・タイヤ タイヤと枠の間を通過した場合は障害不通過で拒否1となります。 この場合もタイヤの中をくぐるまでやり直さなくてはなりません。 |
| ・レンガジャンプ(壁障害) 上においてあるレンガを落とした場合はバー落下と同様のミス1になります。 レンガに足が触れても落ちなければOKです。 |
| ・ロングジャンプ セットされている障害に足がついてしまったり、障害がうごいてしまった場合も失敗となります。 またジャッジがあきらかに障害の上を歩いたと判断した場合もミス1となります。 ポール外から斜めに進入してしまったり出てしまった場合は障害不通過となるので拒否1で、やり直しをしなくてはなりません |
| ・固形トンネル、柔トンネル 一旦トンネルの中にはいってから、入口方向に出てきてしまった場合は、拒否1 となりやり直しをしなければなりません。 柔トンネルの布の部分をハンドラーが踏んだ場合はミスとなります。 |
| ・ウィーブポール この障害については拒否は2回まで、ミス(失敗)は1回までしかとられません。 拒否やミスをすることで大きなタイムロスをするからだと思います。 途中で抜けてしまった場合は抜けた場所からのやり直しでかまいませんが、方向を間違えると障害不通 過です(入口は犬の左肩から、出口は右肩から) 途中で抜けた場合最初からやり直してもかまいませんが、この時入口でミスをすると拒否が加算されますのご注意ください。 またあきらかに逆にすすむと、ジャッジの判断で逆走の失格になる場合がありますのでご注意ください。 また、よく足で壁を作って押し込むように誘導するケースが見られますが、犬に触れた場合はバッティング、あきらかに犬を押すと失格になる時があります |
| ・シーソー コンタクトゾーンは4足のうちいずれかが触れていなくてはなりません。 コンタクトを踏んでいない場合はミス1となります。 斜めに進入したり斜めに飛び下りてもコンタクトゾーンをふんでいればOKです。 中心を越える前に犬が飛び下りてしまった場合は障害不通過で拒否1となり、やり直しになります。 中心を越えていた場合はミス1でやり直しは不要です。 この時やり直してしまうと順番間違いということで失格になってしまいますので、ジャッジのアクションを確認してください(グー=拒否、パー=ミス) コンタクトを踏んでいても、下りのシーソーが地面につく前に飛びおりてしまった場合はミス1となります(同時の場合はセーフです) |
| ・ドッグウォーク コンタクトゾーンは上記と同様 下りに入るまえに飛び降りてしまった場合は拒否となるのでやり直しです。 |
| ・Aフレーム 上記と同様 |
| ・ダブルジャンプ(ダブルバー) 2本のバーがセットされたジャンプのことです。 1本おとしても2本おとしてもミス1です。 |
| ・セットジャンプ(組障害) 複数個のハードルをセットでひとつと考える障害で、通常障害間が規定よりせまくおかれています。 もちろんひとつでもバーを落とすとミスとなります。 気をつけなくてはならないのは、たとえば3個のセットの場合、2個目もしくは3個目で拒否をとられた場合は1個目からのやり直しとなることです。 |
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>>>UP<<< ・テーブル
<2002.1.1施行のJKC採用ルールより抜粋> *テーブルの上における犬の姿勢は自由姿勢。立止・伏臥(ふせ)・据座(おすわり)などいずれの姿勢でも減点にはなりません。また、テーブルの上で姿勢を変えても減点にはなりません(仮にテーブルの上で立止でカウントスタートした後、伏臥の姿勢に移行しても減点にはなりません) *カウント中にテーブルから落ちてしまった場合、犬をテーブルに戻して再カウントする場合の姿勢は、テーブルから落ちる前と同じ姿勢てである必要はありません。 *進行方向については(下図参照)しから進入しなければA,B,Cどこから進入しても減点にはなりません。一回テーブルから落ちてしまって再進入する場合はABCDどの角度から進入しても減点にはなりません。
失敗(減点5)となる場合 テーブルで審査員の指示前に犬がテーブルから離れた(降りた・落ちた) 拒絶(減点5)となる場合 犬が進行方向(番号札の置いてある面)の反対方向から上がった。 テーブルの下を通過した 失格となる場合 指導手がテーブルに設置裂けている電動計時装置を作動させた時 審査員から合図が出される前に犬がテーブルを離れ次の障害を行った時
草アジ・初アジの競技でテーブルが採用される場合は、オリジナルルールが適用される場合があり、以上のルールとは変わる場合がありますので、競技前のルールについての説明をよくお聞きください。
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以上思いつくかぎりのミスと拒絶についてリストアップしてみました。
その他に抜けている部分があった場合は都度追加していきます。 もし、解釈に疑問のある場合やわからないことがある場合はその大会のジャッジにご確認ください。 |
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その6.ジャッジングアクション |
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| ミスや拒絶・失格などのジャッジングアクションを覚えておいてください。 | |
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ミ ス
(失敗)
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ジャッジは手を挙げて パー をアクションします。 |
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拒 絶
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ジャッジは手を挙げて グー をアクションします。 |
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失 格
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通常はピーっと笛が吹かれます。 この時点で残念ながらすみやかに退場しなくてはなりません。 草アジの場合はジャッジがさりげなく腕でバッテンをだします。 時間が許す限り、競技を続行しゴールを目指して頂いてかまいません。 |